• 「犬と私の10の約束」の感想をもつ

    ――愛を教えてくれる

     

    「犬と私の10の約束」は、短編詩「犬の10戒」から生まれた感動の物語。犬たちが飼主に伝えたい「10のお願い事」とともに、犬と少女のかけがえのない10年間が優しく描かれています。この映画を通じて犬と人間の間の温かい関係を感じるだけじゃなく、人間の間の寄せ合う気持ちもそのまま感じます。優しい気持ちと愛する気持ちを教えてくれたのは、ソックスという犬でした。

     

    亡くなる母の代わりにソックスは少女のあかりちゃんのそばにいって、主人公が悲しいときには慰めてあげて、寂しい際には愉快な気分を作ってあげていた。ソックスは重要な存在、あかりの生活の中で可愛さと賢いさを現れてくれる。知らず知らず、成長のきづがふさがってなるけれど、いつもソックスの事を忘れがちで自分だけで考えているが、それに気がついて自分からすまない気持ちになった時にも、犬はすぐ許してくれる。しかし、やりがいのある仕事、初めての独り暮らし、進との恋――充実した毎日をおくる私がソックスと過ごす時間はほとんどなくなってしまっていた。最後まで、ソックスはあかりに離れていき、このプロットを見ると、あかりと一緒に母さんに教えられた「10の約束」の10番目「私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。」を思い出す。

     

    その言葉はいったい誰の言いたいことだろう。本当の犬の心声か、お母さんの親心かを伝えてくれるとはっきり知らない。でも、この映画の中で、犬はシンボルかもしれない。彼は動物や友達や恋人など、愛を与え、ずっとそばにいる存在だけなれば、世の中の幸せの明かりと体得している。

     

    実際、小さいけれど価値のある「幸せ」というものが、たくさんある。それは、焼きたてのパンの香りや、コトコトいってる鍋の音、雨上がりの草のにおいなど、ささやかなものもたらす理由の見当たらない幸福感というものではないでしょうか。小さいものに目を向けて、それらにぎっしり込めている愛を感じることだそれなら、いつでもどんな時でも胸を張って大きい声で愛をってください。